私達の今の生活は、包装材が支えていると言ってもよいでしょう。

ロールフィルムから製袋する立体的な青果用のスタンディングパックは底のガセットを入れることでキレイな包装の形を保持できるということで、この技術を特許出願していると聞きました。

きのこの新しい包装形態として、ロールフィルムからのスタンディングパックシステムを構築したそうです。

こうしたことから一定の評価を得てしめじ以外でも展開をすすめる段階でりんごの香りに着目して、保香性のパックの開発にこぎつけたそうです。

農産物向けの包装で、鮮度保持包材がある模様。

今は日本全国・世界各国から色々な物が買える時代です。

これは包装で鮮度を保持できるからこそ、実現しているにほかなりません。

もし包装材についての技術が発展していなければ、ここまでの流通は不可能だったといえるのです。

なお上記の包装は天然素材の高機能ポリフェノール抗酸化効果に天然物質のトレハロースを使用して開発されたそうです。

またこれによってPPフィルムに高い抗酸や抗菌、抗カビ、保水というものを付けることができたといいます。何でも鮮度保持効果を発揮するものだそうです。

そしてこういった高い鮮度保持の特性は様々な実験からも明らかになったそうです。

例えば、一般市場に流通されている鮮度保持袋とこの高性能の鮮度保持袋では、6日間ほどの保存期間で、従来の鮮度保持袋では変色などが見られたのですが、高性能の鮮度保持袋では変色もなく味の変化が見られなかったそうです。

また、従来の鮮度保持技術とは違って、低価格での提供ができるのもメリットだといいます。数年前から販売している商品だそうですが、展示会などに出品することで、認知を上げていきたいと考えているとの話も聞きました。

この会社は六色グラビア印刷機を導入していて、食品分野などに向けた軟包装加工の体勢を強化しているそうです。

6色というのは5色と特別色で構成されているそうです。4色、2色で振り分ける装置もついているといいます。

この機械の生産性を求めて、全国から問い合わせがあることからも、包装に対する強い需要が存在することが分かります。