世界の食品廃棄と世界の取り組み

国際的に食品廃棄半減目標が宣言されています。これは法的拘束力がないとはいえ、高い目標に挑戦することで、競争力を高めている企業も多くなりました。

日本の企業が海外進出をする際、この取り組みに力を入れていかないと、リスクになる可能性はとても高いといえます。

フランスでは毎年710万トンものまだ食べられる食品が廃棄されているといいます。国民一人当たり年間食品廃棄平均20〜30キログラムに相当していて、金額で換算すると1年で120億〜200億ユーロが無駄になっていることになります。

この膨大な量の食品廃棄物を減らすために、フランス政府は2013年に、廃棄される食品の量を2025年までに半減させるちう目標を打ち立てました。

フランスにおける食品の内訳は67%が一般家庭、15%が飲食店からで、スーパーなどからの廃棄は11%でした。