濡れ指数の定義・混合液について

混合液は、22.6~27.3mN/mまでがメタノールー水、30.0~56.0mN/mまでがホルムアミドーエチレングリコール物エチルエーテル、58.0~73.0mN/mまではホルムアミドー水の混合液をしようしているそうです。

濡れの判定は標準液をフィルムの表面に塗布して、2秒間塗布膜に破れが生じないこととしています。この標準液ができないならば、化学便覧にこれ以外の混合液の組成と表面張力の関係が示されているそうなので、それを標準液として、使用することもあるようです。

ただし、界面張力が異なるということで、試験方法と数値の連続性はありません。また、最近では、フィルムを標準液の中に差し込んだり引き出したりするときの応力の変化を測定して、フィルムの表面張力を定量する測定器というものも販売されているそうです。