低落していくガラス瓶について
ガラス瓶は空き瓶をポイ捨てしないという生活の知恵があります。再生利用の可能なもので、ビン業界の技術革新によって、重くて割れるびんの欠点も急速に改良されています。とはいえ、地ビールやワイン好きが増えたといっても、ガラス容器の低落には歯止めはかかりません。アメリカにおける容器の出荷量は、大きな変動は見られないものの、米国ガラス協会によると、2010年以降、下降が続いています。地ビールの対等はガラスびんよりもアルミ缶への寄与が大きいと言われており、ワインについてはバッグインボトルやパウチの軽くて利便性の高い容器への移行によって相殺されているといえます。きびしい事業環境が続くガラスびん業界ですが、多くの課題も抱えています。アメリカではガラス瓶が効率的なリサイクルが行われていないのもその要因のひとつです。